8回戦試合結果

97年 6月 8日 14:30〜 球場 富士塚 天候 曇り

  Spirits VS. Blue Wings

Team 1 2 3 4 5 6 7 8
00 00 21 02 5
00 00 00 31 4

5-4 でSpirits の勝ち
笹本    

   チーム成績
    37打席 31打数 4安打(打率 .129) 4得点 0盗塁 9残塁
      8回 5失点(防御率 2.63)

 

   打撃成績


 



 



 

 

 









 



 

 

 

 

 

 








9松本.000541000000.000110000.20010.000
1笹本.000430000000.000010000.25010.000
4樋口.3334301010301.00110000.50000###
5梁瀬.000440000000.000000000.00020.000
3住吉.000430000000.000210000.25010.000
8菅原.333431100010.333000000.25000###
7小網.000440000000.000100000.00000###
6竹原.333431110021.667110000.500021.500
2宮沢.250441100010.250100000.250020.000
チーム成績.12937314411071.226750000.24391.111

 

   投手成績

投手 投球回数 投球数 自責点 失点 防御率 被安打 奪三振 四死球 暴投 ボーク
笹本 8   3 5 2.63 4 2 4   

 

Blue Wings 奇跡の粘り再現ならず

 ダブルヘッダ2試合目の相手は、 1試合目とはうって変わって強敵の Spirits。 本来ならば、こちらに戦力を投入したいところですが、 佐々木、舞嶽、早川と貴重な戦力が欠場し、 戦力ダウンどころかメンツ割れしてしまいました。 Spirits の時に限っていつも満足に戦力をそろえることができず、 Spirits の皆様には申し訳なく思っております。

 というわけで松本さん(Q'needsSpirits 兼務) をお借りして、試合は Spirits の先攻で始まりました。 Blue Wings 先発は久々の登板となる笹本ですが、 低めにコントロール良く抑え、内野ゴロに打ち取っていきます。 対する Spirits の先発もこれまたサウスポーの小幡さん。 松本さん、笹本と抑えられますが、1試合目の打撃を買われて3番に座った樋口が センターオーバーの3ベースを放ちます。 ここで迎えるのは4番の梁瀬。 このところ数試合の結果を考えて、 誰もがこの場面で梁瀬のタイムリーを信じて疑いませんでしたが、 センターフライに打ち取られてしまい3アウト。 結局梁瀬はこの日4タコに終わり、梁瀬伝説の終焉を感じさせました。

 試合は2人のサウスポーが好投して投手戦となります。 笹本は、低めの球を引っかけさせて内野ゴロに打ち取り、 Spirits 打線に得点を許しませんが、 Blue Wings も小幡さんの前にやたらとピッチャーゴロやフライに倒れ、 4回までに樋口の初回の3ベースと、 菅原さんの痛烈なセンター前ヒットの2本に抑えられてしまいます。

 4回まで 0-0 の緊迫した試合が続いていましたが、 5回表、とうとう笹本が捕まります。 6回にも1点を奪われ、0-3 で7回裏を迎えます。 最終回で3点差、しかも打順は下位打線、 そして7番小網が三振で倒れ、完全に敗色濃厚でしたが、 ここから Blue Wings が奇跡の粘りをみせます。 Spirits ピッチャーは6回から代わった2番手吉田さん。 しかし、勝ちを意識したかこの回多少力が入ったようで、 球が上ずり、竹原は粘って四球を選びます。 そして迎えるバッターは、 第3回戦でホームランを打って以来大スランプに陥ってしまい、 前日のバッティングセンターでも¥1,000をつぎ込んで一本も まともな当たりができず、 とうとう9番降格を自ら申し出た宮沢です。 今日もここまでノーヒットと当たっていませんでしたが、 この場面で高目のストレートを弾き返して三遊間を痛烈に破ります。 宮沢のバットから久々に快音が聞かれました。 さらにレフトが打球を後逸している隙に竹原が1塁から長駆ホームイン。 とうとう1点を返します。 これで吉田さんは動揺したか、さらに松本さんを四球、 笹本は打ち取ったものの樋口も四球で歩かせてしまい、 2アウト満塁で迎えるバッターは4番梁瀬。 舞台は整いました。 梁瀬はこの試合ここまでノーヒットでしたが、 そろそろこの当たりで爆発してくれると誰もが固唾を飲んで見守っていましたが、 梁瀬の打った打球はセカンド後方へのフライ。 万事休すと思われましたが、セカンドがこれを落としてしまいます。 2アウトなのでランナーは走っており、セカンドランナーまで帰って同点に追いつきます。 住吉は三振に倒れ、この回は同点止まりでしたが、なんとか粘って延長にもつれこみました。

 しかし、8回の表、塁がたまったところでライトへの当たりを 松本さんが走りながら追いつくも弾き飛ばすように落してしまいます。 こぼれ球を樋口が拾ってホームへ送球しましすがやや低く、 キャッチャー宮沢が慌てて取りに行きますがこれを逸らしてしまい、 2点を失い、すかさず突き放されます。 その裏、それでもなおも粘りをみせる Blue Wings は、 四球で出塁した菅原さんを1塁において、 これまたここのところ打撃スランプに陥っている竹原が、 3塁線へ大きな2ベースヒットを放ち、1点を返します。 さらに宮沢の打順のときに、パスボールのわずかな隙を突いて3塁を果敢に奪います。 これで1アウト3塁となり、ここでさらにヒットを打てば、 宮沢は本日のヒーロー、スランプ脱出といいことずくめだったのですが、 ここは緊張しすぎか、三振に倒れます。 外野フライでも同点だったので非常に悔やまれます。 さらに1番松本さんも助っ人で大事な場面に立たされたプレッシャーに負けて三振。 これでゲームセットとなってしまいました。

 Debuggers 戦に続き、驚異の粘りを見せた Blue Wings でしたが、一歩及びませんでした。 4安打と、打線が沈黙してしまいましたが、打つべき人間が打たない時に、 打たない人間が打ったという意味で、良い試合だったと思います。 次は、是非9人ベストメンバーをそろえて Spirits に再度挑みましょう。

 

該当者なし
  

 宮沢・竹原
 敗色濃厚ムードを吹き飛ばすナイスバッティング
 樋口・菅原
 4安打と沈滞した打線の中で貴重なヒットを放つ

 該当者なし
  
 

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