5回戦試合結果

97年 5月 18日 9:00〜 球場 富士塚 天候 晴れ

  Blue Wings VS. Albatross

Team 1 2 3 4 5 6
45 00 10 10
02 00 00 2

6回時間切れ 10-2 で Blue Wings の勝ち
舞嶽    笹本    

   チーム成績
    36打席 29打数 6安打(打率 .207) 10得点 2盗塁 7残塁
    6回 2失点(防御率 2.33)

 

     打撃成績


 



 



 

 

 









 



 

 

 

 

 

 








8高平.000422000000.000020000.50010.000
3笹本.6674322200421.33010000.75000.000
7梁瀬.500422100011.500011002.75021.500
1舞嶽.250441100010.250100000.25031.333
5早川.250441100011.250200000.25031.333
2宮沢.000431000001.000010000.25010.000
6竹原.000320000001.000110000.33310.000
4住吉.250441100010.250200000.25020.000
9田中.000220000000.000100000.00010.000
4樋口.000110000000.000100000.00000###
9小網.000220000000.000000000.00000###
チーム成績.207362910620086.276861002.361143.214

 

   投手成績

投手 投球回数 投球数 自責点 失点 防御率 被安打 奪三振 四死球 暴投 ボーク
舞嶽 6   1 2 1.17 4 6 4   

 

Blue Wings 雪辱果たす

 ボーナスゲームをきっちりモノにして3連勝と波に乗る Blue Wings ですが、 今回の相手は前回の対戦でまさかのノーヒットノーランを喫した Albatross です。 最新情報によると、前回先発して Blue Wings ナインの度肝を抜いた豪速球投手高橋君が出場するそうです。 是非とも彼から得点を奪い、前回の雪辱を果たしたいところです。

 ところが、Albatross の先発は高橋投手ではなく、 前回2番手投手だった軟投タイプのピッチャーでした。 しかし、結局前回は彼からもヒットを奪えなかった訳ですから、 ここは油断せずに確実に攻めて、 高橋投手をマウンドに引きずり出してしまいましょう。

 チャンスは初回からいきなり訪れました。 GW合宿のフリーバッティングの時にはいい加減な ジャッジで竹原の怒りを買った田中健一が、 この回の審判の際には打って変わって厳しい判定で味方を援護(!?)し、 先頭打者の高平が四球を選びます。 続く2番笹本が粘った後にカーブを芸術的なバッティングで 左中間の誰もいないところに運びます。 このヒットの間に高平が快足を活かして一挙ホームイン。 あっさりと1点を先取します。 相手投手もこれに動揺したのか、続く梁瀬に痛恨のデッドボール。 さらに舞嶽がサード強襲、 早川がサード前ボテボテと対照的な連打を浴びせ、 さらに1点を追加してなお満塁。 ここで宮沢・竹原が連続押し出しを選び、計4点を奪います。 しかし、このあと住吉・田中が三振、 高平がピッチャーゴロに打ち取られ、 結局ノーアウト満塁のチャンスから満足なヒットが 生まれませんでした。これはいただけません。

 一方、Blue Wings 先発の舞嶽は、 先頭打者を三振に打ち取り、好調な滑り出しです。 2塁打1本を許すものの、後続を抑え得点を許しません。

 これに対して2回の表、この回先頭のこのピッチャーにあっている笹本が ライトオーバーの2ベースを放ち、チャンスを築きます。 しかし、結局この回のヒットはこの1本だけだったのですが、 3つの四球と4つのエラーで5点を追加し、 序盤で9−0と大差をつけます。

 これに油断したのか、舞嶽はその裏先頭打者を歩かせてしまい、 ピンチを招きます。 ここで続く打者に三遊間へ内野安打、さらにライト田中の頭上を越える ヒットが続いて、この回2点を献上します。

 3回表、Albatross は遅まきながらエース高橋投手を投入。 相変わらずの豪速球に息を呑む Blue Wings ナインですが、 この回先頭の舞嶽は前回ノーヒットの雪辱を果たさんと、 気合十分で打席に打席に望みます。 初球の速球をジャストミートで弾き返しますが、 ショートが良い位置を守っており、惜しくもアウト。 前日絶好調だった早川もあえなく三振。 豪速球投手から2匹目のドジョウのホームランを密かに狙う宮沢も、 セカンドフライに倒れてしまいます。 4回表も三者凡退に倒れ、いまだ高橋投手からヒットを放つことができません。

 高橋投手から初ヒットを放ったのは、やはりこの人、 もはや打撃に絶対の信頼を寄せている変態仮面・梁瀬でした。 エラーで出塁した高平を3塁において、 インコースの力ある速球をやや差し込まれながらも鋭く振りぬいて センター前に弾き返しかえします。 高橋投手からの初ヒットがタイムリーとなり、 高橋投手から念願の1点を奪うことにも成功しました。 なお、6回表にはそれまで全くふるわなかった住吉も、 低めのスライダーを救い上げるようにレフト前に運んで ヒットを放っています。

 一方の舞嶽は、3回以降完全に立ち直り、 Albatross に反撃の隙を与えず、 6回を投げきったところで時間切れゲームセット。 10−2で大勝し、前回の雪辱を果たしました。

 チームは勝利しましたが、 主に四球やエラーなど相手が勝手に自滅したためで、 試合内容は決して誉められるものではありませんでした。 先発から満足なヒットを放ったのは笹本1人、 高橋投手からは梁瀬と住吉が1本ずつと、 実際は寂しい打撃内容でした。 さらに、ノーアウト満塁から1本もヒットが出ないという 悪い癖がまた出てしまいました。 いい球を見逃して追い込まれ、ボール球に手を出して 打ち取られる、というパターンが多いように見受けられます。 落ち着いて球をよく見て、普段通りのバッティングを するよう心がけましょう。

 

舞嶽
 6回を4安打2失点に抑え、2試合連続の完投

 笹本
 軟投派ピッチャーには滅法強いことをアピールする2安打
 梁瀬
 高橋投手から期待通りのタイムリーヒットを放つ

 樋口
 いきなりの打席で豪速球を投げられ、眼が慣れる間もないままにさびしく三振
 宮沢
 「乾燥機が壊れててユニフォームが乾かなかった」 と下手糞な言い訳をして集合時間に遅刻する
 

対戦一覧へ
前の試合へ 次の試合へ
Back Home!