13回戦試合結果

96年 7月 20日 11:30〜 球場 富士塚 天候 曇り

  Jokers VS. Blue Wings

Team
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0 0 0 0 2 3 0 1 0 6
0 0 0 0 0 4 1 2
×
7

6-7 で Blue Wings の勝ち
大野   舞嶽

   チーム成績
    41打席 36打数 9安打(打率.250) 7得点 1盗塁 11残塁
    9回 6失点(防御率4.67)

 

   打撃成績


 



 



 

 

 









 



 

 

 

 

 

 








8
高平
.500 5 41 2 1 00 3 2 .750 2 1 00 0 0.600 1 11.00
7
小網
.250 5 41 1 0 00 1 0 .250 3 1 00 0 0.400 2 1.500
2
宮沢
.000 5 51 0 0 00 0 0 .000 1 0 00 0 0.000 1 0.000
16
舞嶽
.600 5 51 3 2 10 7 2 1.40 0 0 00 0 0.600 2 1.500
5
早川
.200 5 51 1 1 00 2 1 .400 1 0 00 0 1.200 4 1.250
61
大野
.000 4 21 0 0 00 0 0 .000 0 2 00 0 0.500 1 0.000
4
田中
.000 4 31 0 0 00 0 2 .000 0 0 00 1 0.000 2 0.000
9
佐々木
.500 4 40 2 0 00 2 0 .500 2 0 00 0 0.500 3 1.333
3
竹原
.000 4 40 0 0 00 0 0 .000 3 0 00 0 0.000 1 0.000
チーム成績
.250 41 36 7 9 4 1 0 15 7 .417 12 4 0 0 1 1 .317 17 5 .294

 

   投手成績

投手 投球回数 投球数 自責点 失点 防御率 被安打 奪三振 四死球 暴投 ボーク
舞嶽 6  5 5 5.83 5 4 6   
大野 3   1 1 2.33 2 2 2    

 

ガルベス快投! BlueWings! 逆転勝ち!

 試合2日前に、当初対戦を予定していた NiceGuys が突然、 人数不足を理由に対戦を辞退してきました。 相手がいなくて困っていた所に、ちょうど同じ日に同じ 富士塚グラウンドで野球をやる予定だった JOKERS が、 やはり相手がいなくて困っていた所だったので、では一緒に やりましょうということで、急きょ対戦相手が JOKERS に 決まりました。ところがこの JOKERS、同じ92入社を中心とした チームでも Q'needs とは大違い(失礼)、 高卒だけあって若くて力強いチームです。 しかも鎌菱会野球部員を3人も擁する強豪です。 そういうわけで、こちらも胸を借りるつもりで試合に望みました。

先発の舞嶽は快調な滑り出しで、初回を無難に切り抜けます。 対する JOKERS の先発大平も、さすが鎌菱会野球部のマウンドを 預るだけあって、伸びのあるストレートを投げる本格派です。 立上りこそコントロールが悪く1、2番と歩かせますが、 3、4、5、とクリーンナップを討ち取り、初回は双方無得点で終ります。

JOKERS はクリーンナップに鎌菱会野球部員を並べた強力打線 ですが、本来のメンバーが怪我などで2、3人ほど欠場しており、 その穴埋めに我が BlueWings の正式監督30番の菅原さん(花の木 4寮の管理人さん)を JOKERS に加わってもらうなど、下位打線は 本来の姿ではありませんでした。結果としてそれが勝因ともなっています。

さて、4回まで0−0で試合は進みます。舞嶽も上位打線にはヒット を許すものの、下位打線に助けられ、得点を許しません。 JOKERS 大平もコントロールが定まってきてからはさすがに 打ち崩すのは難しくなり、3回裏などは3者連続三振にうちとられてしまいます。 4回裏は舞嶽が痛烈なセンターオーバーの3ベースを放つものの、 後続が大平の速球に全くあわず、ノーアウト3塁から無得点に終ってしまいます。

 チャンスの後にピンチありと良く言いますが、5回表に舞嶽が問題の 強力クリーンナップに捕まります。連続ヒットで2点を奪われますが、 続く下位打線に前述の通り助けられ、ここは2点で断ち切ります。 6回表、気落ちした所に上位打線がまたもや回って来、2、3番が 連続ヒット。そして続く4番にライトフェンスオーバーの3ラン ホームランを打たれてしまいます。相変わらず下位打線に助けられ、 この3点だけで後続を断ち切りますが、この時点で5−0。すでに 勝負は決まったかに思われました。 しかしこのままでは終らないのが BlueWings 打線。 6回裏宮沢凡退のあと舞嶽がまたもやセンターオーバーの2ベースヒット。 そして最近右狙いに切り替えた(!?)5番早川がライトオーバーの2ベース でまず1点を返します。その後も隠れ MVP と噂される相手の9番ファースト のエラーなどで塁を埋め、高平の与論仕込みの足で得た内野安打や 田中の好走塁などで一気に4得点、1点差に詰めよります。 そして、7回表、梁瀬なきあと投手不足に苦しむ BlueWings に 救世主が登場します。猛暑の中、体力と肘に限界が来た舞嶽に代わって マウンドに立ったのは、助っ人外人ガルベス大野。ロクに投球練習も しないままマウンドに上がり、不安な立上りでしたが、例の下位打線 だったこともあり、無得点で切り抜けます。その裏、JOKERS も ピッチャーを交替して来ます。2番手はこれまた鎌菱会野球部のピッチャー柴田。 大平に劣らぬ速球を投げますが、速球には充分目が慣れた BlueWings は簡単には打ち取られません。またもやファーストのエラーで出塁した 宮沢が3塁まで進み、7番田中がきっちりと犠牲フライを打ち、これで 同点。続く佐々木が低めの難しい速球を素直に打ち返しセンター前に運び 、2塁ランナーの早川がホームイン...と思いきや、なんとホームを 見間違えてあえなくタッチアウト。同点止まりで8回を迎えます。

時間があるので9回制にして迎えた8回表。またしても回ってきた 相手上位打線はさすがにガルベスも抑えることが出来ず、あっさりと タイムリーヒットを打たれてまた引き離されます。しかし例によって 相手打線は5番以降が不調で結局1点止まり。

 そして、その裏にメイクドラマはやってきます。この日不調だった 高平、小網が大事な場面でヒットを放ち、2アウト2、3塁でバッター は4番舞嶽。ここで舞嶽はこの日3本目の猛打賞となるセンターオーバー のタイムリー2ベースを放ち、ついに逆転に成功します。

 最終回、ガルベスは菅原さんの頭にデッドボールをぶつけるなど とんでもないハプニングも起こしますが、後続を0点に抑えて ゲームセット。BlueWings 奇跡の逆転勝利でした。

 

 舞嶽
 決勝打を含む3安打猛打賞 投げても4回まで無失点

 佐々木
 難しい球を上手くはじき返すナイスバッティング
 田中
 好走塁と犠牲フライで地味ながらもチームに貢献
 大野
 3回を1失点に抑えるまさかの(!?)好投

 早川
 ホームを見間違えて本塁タッチアウト 哀れ佐々木幻の打点
 大野
 入社以来の恩を仇で返す菅原さんへの危険球
 

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