10回戦試合結果

99年 8月 15日 16:00〜 球場 少年用グラウンド 天候 曇り時々雨

  Grazie VS. BlueWings

Team 1 2 3 4 5 6 7
30 10 10 1 6
02 13 22 × 10

6-12 で Rustics の勝ち
梁瀬    笹本

   チーム成績
    35打席 24打数 5安打(打率 .208) 10得点 4盗塁     7残塁
    6回 12失点(防御率 8.17)

 

     打撃成績


 



 



 

 

 









 



 

 

 

 

 

 








8 高平 .000 3 3 0 0 0 0 0 0 0 .000 1 0 0 0 0 0 .000 2 0 .000
3→1 笹本 .500 4 2 1 1 0 0 0 1 1 .500 0 2 0 0 0 1 .750 1 0 .000
1→7 梁瀬 1.00 4 1 2 1 0 0 1 4 1 4.00 0 2 1 0 0 0 1.00 0 0 ###
5→3 早川 .000 4 4 0 0 0 0 0 0 0 .000 0 0 0 0 0 0 .000 3 0 .000
2 宮沢 .000 4 3 1 0 0 0 0 0 0 .000 1 1 0 0 0 0 .250 2 0 .000
6 竹原 .667 4 3 4 2 0 0 0 2 1 0.67 0 1 0 0 0 1 .750 1 0 .000
9 佐々木 .000 4 2 0 0 0 0 0 0 0 .000 0 2 0 0 0 0 .500 2 0 .000
7→4 小網 .000 4 3 0 0 0 0 0 0 1 .000 3 0 0 0 1 0 .00 3 0 .000
4→5 樋口 .333 4 3 2 1 0 0 0 1 0 .333 1 1 0 0 0 2 .500 2 0 .000
チーム成績 .208 35 24 10 5 0 0 1 8 4 .333 6 9 1 0 1 4 .429 16 0 .000

 

   投手成績

投手 投球回数 投球数 自責点 失点 防御率 被安打 奪三振 四死球 暴投 ボーク
梁瀬 5   5 5 7.00 9 1 1   
笹本 2   0 1 0.00 3 1 2   

 

Blue Wings 乱戦を制す!

 この夏は、熱帯性低気圧の影響で各地で被害が続発しております。 道志川や玄倉川、多摩川だけでなく相模川も増水のため被害が発生しており、 この日使用予定だった神川橋のグラウンドも、 バックネットが流され、土砂が流れ込むなどの被害に遭い、 使用不可能となってしまいました。 せっかく集まったのでなんとかグラウンドを探して試合を行おうと、 大清水に集まって勝手に試合を始めましたが、 1回表の途中で本来の使用者が到着したためコールドとなり、 雨に濡れたことと早川が肘を痛めた分損をしただけでした。 それでも懲りずに別のグラウンドを求めて回った結果、 荏原の中央卸売市場の側の少年野球用のグラウンドが空いていたので、 勝手に使わせてもらいました。

 紹介が遅れましたが、今回の対戦相手は Grazie です。 先ほどボコボコに打たれた1回表はなかったことにしてもらい、 最初から仕切り直しました。先攻は Grazie です。 Blue Wings先発は、 先ほどの登板で肘を痛めた早川に代わって梁瀬です。

 勝手に使っている分際で文句は言えませんが、 はっきり言ってかなりツラいグラウンドでした。 少年野球用のためプレートの距離が短く、ライト方向は短く、 それでいてレフト方向はかなり距離があります。 梁瀬のヘナチョコストレートでも、 この短い距離なら威力が出るのではないかと期待しましたが、甘い考えでした。 いきなり本白水氏に狭いライトへホームランを打たれ、 さらに藤田やユニフォームの違う背番号6の人などに連打を浴び、 初回3点を失います。

 一方の Grazie の先発は白駒です。 立ち上がりから制球に苦しみ、1アウトながら連続四球で2,3塁と、 Blue Wings は絶好の反撃のチャンスを迎えます。 ところがこの好機に、期待のクリーンアップの早川、宮沢は続けてファーストフライ。 情けなくもチャンスを潰してしまいます。

 2回表、Blue Wings バッテリーはヘナチョコストレートとボテボテカーブで緩急をつけたピッチングを試みますが、 マウンド−ホーム間の距離が短いためか、あまり緩急に差が付かないようで、 ストレートを投げた途端に痛打を浴びてしまい、さらに1点を失います。

 その裏、Blue Wings も竹原の初ヒットを皮切りに反撃を開始します。 佐々木、小網は倒れますが、樋口が四球で出塁、 そして謎の失踪を遂げた高平を飛ばして笹本の時に樋口が盗塁、 キャッチャーが送球する隙に3塁ランナーの竹原がホームを突きます。 セカンドがバックホームするも間に合わずホームイン。 さらにバックホームの間に樋口が欲張って3塁に向かいますが、 キャッチャーが慌てたため悪送球となり竹原だけでなく樋口も生還します。 まるでウチの失点ケースを見ているようで複雑な心境でしたが、 とりあえず点差を縮めます。 さらに笹本、梁瀬が四球で続いてチャンスが続きますが、 4番早川はピッチャーフライに倒れて追加点は得られず。 4番がブレーキとなってしまいます。  3回はお互いに1点ずつ加えます。 4回の表は、ヘナチョコストレートを捨てて直前で微妙におじぎするボテボテカーブ1本に絞った梁瀬の投球が功を奏し、 Grazie打線の打ち気を削いで詰まった打球を打たせて抑えます。 そして4回の裏。Grazie は2番手に交代しております。 先頭の笹本がヒット、梁瀬がデッドボールで出塁し、 ノーアウト1,2塁と絶好のチャンスを築きます。 しかししかし、ここでまたまた4番5番がブレーキとなり、 ファーストフライに三振で一気にツーアウトとなります。 続く竹原は大きなレフトフライ。 万事休すと思われましたが、レフトがこれを落として2者が帰って同点に追いつきます。 更に佐々木のサードゴロエラーの間に竹原も帰って逆転に成功します。

 5回からは、ほとんど限界に来ていた梁瀬に代わって、笹本がマウンドに上がります。 先頭バッターの宮地氏に、いきなりこの日2本目のランニングホームランを打たれてしまい、 1点差に詰め寄られます。 この試合、まったく予断を許さない展開が続きます。 しかし笹本は、その後は落ち着いたピッチングで後続を抑えます。 一方、 Blue Wings はその裏、先頭の樋口がヒットで出塁、 すかさず盗塁でチャンスを広げると、笹本のセカンドゴロの間にホームに帰って1点を追加します。 さらに続く梁瀬が、左中間へ良い当たりを放ちます。 これが両チーム合わせて4本目の(ランニング)ホームランとなり、さらに突き放します。

 6回の表は、ヒットや四球でピンチを招きながらも、なんとか踏ん張り0点に抑えます。 逆に6回の裏、代わって登板した坂之上に対して、先頭の宮沢が四球、 続く竹原がレフトに痛烈なライナーを放ちます。 これがレフトの前に落ちますが、レフトが誤ってバウンドした球が頭上を越えてしまい、 ボールがレフトを転がっている間に宮沢・竹原とも生還し、駄目押しの2点を追加します。 7回表も Grazie 打線は勢いよく、2本のヒットで1点を返しますが、 反撃もここまで。 6-10で Blue Wings が勝利を収めました。

 Blue Wings がヒット5本に対し、Grazie はヒット13本を放ちましたが、 得点では Blue Wings が上回りました。 Grazie に与えた四球が3つだけだったのに対し、 Blue Wings が得た四球が10あったこと、 そしてエラーが多かったので勝てたようなものでしょう。 勝てたのはいいですが、得点圏打率が0割、特に4番早川・5番宮沢が大ブレーキとなったので、 次回は奮起してもらいたいところです。 ただし、守りづらいグラウンドでしたが、守備はみんな良く守ったと思います。 ラウンダウンプレーも上手く処理できていました。 特に、広大な外野を駆けずりまわった外野のみなさん、お疲れさまでした。 とにかく、なんとか勝てて、これでやっと勝率をまた5割に戻しました。 次は、勝ち越しを目指しましょう。

 

竹原
 3打数2安打、エラーも味方に付け4得点を引き出す

 笹本
 好リリーフで勝利に貢献
 梁瀬
 ついに出た1号ランニングホームラン

 早川・宮沢
 大ブレーキのクリーンアップ、2人で5つのファーストフライ
 高平
 大事なものをなくしてプレー中に失踪 梁瀬家に続くあわや破局の危機
 

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