8回戦試合結果

99年 7月 3日 15:40〜 球場 相模川河川敷 天候 曇り

  Grazie VS. BlueWings

Team 1 2 3 4 5 6 7
10 40 00 0 5
00 02 00 0 2

5-2 で Grazie の勝ち
宮沢

   チーム成績
    31打席 24打数 3安打(打率 .125) 2得点 2盗塁   9残塁
    7回 5失点(防御率 3.00)

 

     打撃成績


 



 



 

 

 









 



 

 

 

 

 

 








8 高平 .000 4 2 0 0 0 0 0 0 0 .000 2 2 0 0 0 0 .500 0 0 ###
6 竹原 .250 4 4 0 1 0 0 0 1 0 .250 2 0 0 0 0 0 .250 2 1 .500
7 梁瀬 .000 4 3 1 0 0 0 0 0 1 .000 1 1 0 0 0 0 .250 1 0 .000
9 早川 .250 4 4 1 1 0 0 0 1 0 .250 1 0 0 0 0 0 .250 1 0 .000
2 大野 .000 3 3 0 0 0 0 0 0 0 .000 3 0 0 0 0 0 .000 1 0 .000
1 宮沢 .000 3 2 0 0 0 0 0 0 0 .000 0 1 0 0 0 2 .333 1 0 .000
4 住吉 .000 3 3 0 0 0 0 0 0 0 .000 2 0 0 0 0 0 .000 2 0 .000
3 田中 1.00 3 1 0 1 0 0 0 1 0 1.00 0 2 0 0 0 0 1.00 0 0 ###
5 樋口 .000 3 2 0 0 0 0 0 0 0 .000 0 0 0 1 0 0 .000 2 0 .000
チーム成績 .125 31 24 2 3 0 0 0 3 1 .125 11 6 0 1 0 2 .290 10 1 .100

 

   投手成績

投手 投球回数 投球数 自責点 失点 防御率 被安打 奪三振 四死球 暴投 ボーク
宮沢 7   3 5 3.00 4 3 6   

 

雨中の決戦!Blue Wings 敗れて貯金0

 前日からの大雨で、試合はほぼ絶望的と思われたこの試合ですが、 いつ降ってもおかしくない空模様の割には昼の間はほとんど雨が降らなかったので、 強引に試合を決行いたしました。 今回の対戦相手は、前回に引き続き 湘南Grazieです。 GMの怠慢で、7月のグラウンド確保を忘れたため、 他のチームに頼らざるを得ない状況なので、Grazie にお願いしました。

 今回は、いろいろな意味で普段とは違う試合でした。 グラウンドは、相模川神川橋の近くのスポーツ公園というもちろん初めての場所、 16:00という遅い開始時間、 そしてメンバーの中にシーズンオフ中の彦とケンボーが参戦しているという点が普段と変わっています。 三菱電機を懲戒解雇になって地元長岡に戻ったものの、 未だに新しい会社に馴染めない田中は、飲む相手を探しにわざわざやってきたようです。 もちろん野球は二の次というのは言うまでもありません。

 そんな色々と変わった点が多い中で極めつけなのは、宮沢の新プレイスタイルでしょう。 ユニフォームの下を忘れたため、上はユニフォーム、下は梁瀬の黄色い短パンという、 さすがの湘南のディカプリオも形無しの情けないカッコです。 さらに、その宮沢が梁瀬元主将の「全員投手化計画」にもとづき BlueWings の先発を任されたという点も普段とは違った試合でした。

 先攻は Grazieということで、 その情けないカッコの宮沢がさっそくマウンドにあがります。 今までの宮沢のピッチング内容は、 四球を連発したりマウンドで1人でズッコケたりと1人相撲でロクな結果にはならなかったのですが、 今回のピッチング内容は少なくとも自滅するようなものではありませんでした。 初回こそ、先頭の藤田にいきなりヒットを打たれた後、 エラーと四球で満塁とした後に押し出しというまずい形で1点を与えてしまいますが、 そこからなんとか踏ん張り1失点で食い止めます。

 一方の Grazie の先発は、インターネットで募集したメンバーの本白水氏です。 なんと昨年50試合以上に登板したという怪物です。 この世に梁瀬以上の野球バカはいないと思っていましたが、認識を新たにしました。 その実力は登板数が示すとおりで、球威のあるストレートと鋭いカーブで BlueWings を苦しめ、初回高平、竹原といきなり連続三振を奪うなど三者凡退に切ってとります。 宮沢も、2回表はあっさりと抑えるなどやはり以前とは違う内容のピッチングを披露しますが、 3回表に捕まります。 先頭打者をピッチャーゴロに討ち取るものの、自らのエラーで出塁を許すと、 四球とヒットで満塁、 ここでサードゴロエラーやキャッチャーの3塁への悪送球などのエラーが重なり、 さらに白駒にタイムリーを打たれるなどで4点を失ってしまいます。

 なんとか1点を返したい BlueWingsですが、 4回裏に本白水氏が疲れからか制球が乱れたところで反撃を開始します。 梁瀬が四球で出塁すると、早川とのヒットエンドランが決まり、 ライト前ヒットの間に俊足を生かして梁瀬が生還してまず1点を返します。 大野は三振に倒れますが、 宮沢はボテボテのサードゴロが少しイレギュラーしたのかサードがエラーして出塁。 宮沢はイレギュラーのためヒットをアピールしますが、全く受け入れられませんでした。 そして住吉の打席のときにパスボールで早川が帰って2点目。 住吉は三振しますが、前打席ヒットを打った田中は余裕で四球を選びます。 その間に宮沢が三盗してさらに得点のチャンスを広げますが、 樋口がショートゴロに倒れて3アウト。2点止まりでした。

 宮沢は必ず逆転するからそれまでまで投げろ、 との梁瀬の言葉にだまされてその後も投げつづけます。 先日の突き指の影響でウィニングショットのナックルが投げられないのと、 カーブでストライクを入れる自信がなかったため、 ほとんどストレート一辺倒のピッチングでしたが、本人はスライダーやフォーク、 スプリットフィンガードファーストボールを要所に織り交ぜたと言っています。 それが効果あったかどうかは疑わしいですが、 その後毎回出塁は許すものの要所を絞めて4回以降は0点に抑えます。 BlueWings も好投本白水氏をなかなか打ち崩せず、 7回裏最後の攻撃は2つの四球と竹原のヒットで満塁としますが、 梁瀬・早川と連続三振でゲームセット。 意外な投手戦となったこの試合でしたが、5-2で Grazie が勝利しました。

 BlueWings は結局本白水氏を打ち崩せず、 ヒット3本、奪三振11と完璧に抑え込まれました。完敗です。 一方、意外な誤算だったのが宮沢の好投でしょう。 2アウトから必ずランナーを出したり、ランナーを出した後に必ず四球を出すなど、 精神面で課題が残りますが、なによりも7回を完投できたことは今後につながるかもしれません。 しかし、ムラの多い男なのであまり期待しないほうがいいでしょう。 もうひとつ誤算だったのが田中の好プレーです。 内野ゴロの非常に多い試合でしたが、 ファーストを守ってエラーなし、チーム初ヒットを放つなどの活躍ぶりでした。 アルコールさえ入っていなければかなりいい動きをする男です。

 これで Grazie との対戦成績は1勝1敗となりました。 次回の対戦予定はたっていないのですが、ぜひまたお願いしたいと思っております。

 

該当者なし
 

 宮沢
 まさかの7回完投
 田中
 ショートバウンドもガッチリキャッチ、チーム初ヒットを放つなど攻守に活躍

 宮沢
 短パンでマウンドに望む
 

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