12回戦試合結果

98年 9月 26日 9:30〜 球場 笛田 天候 曇り

  Slayers sepia VS. Blue Wings

Team 1 2 3 4
00 20 2
24 15 12

2-12 で BlueWings の勝ち 
梁瀬    

   チーム成績
    33打席 23打数 6安打(打率 .261) 12得点 2盗塁  9残塁
    4回 2失点(防御率 1.75)

 

     打撃成績


 



 



 

 

 









 



 

 

 

 

 

 








6竹原.667432200021.667010000.750221.00
7小網.000412000002.000130000.75010.000
1梁瀬.000431000001.000010001.25030.000
3舞嶽.000430000001.000110000.25030.000
2宮沢.333431110021.667000011.25020.000
5樋口.000431000000.000010000.25030.000
4佐々木.333331100010.333100000.333111.00
8住吉.5003231100201.00010000.66710.000
9垂井.500321100010.500010000.667111.00
チーム成績.261332312620086.348390012.455174.235

 

   投手成績

投手 投球回数 投球数 自責点 失点 防御率 被安打 奪三振 四死球 暴投 ボーク
梁瀬 4   1 2 1.75 2 2 3   

 

エース梁瀬復活!?ハーラーダービートップに並ぶ

 鎌倉地区野球王座決定戦もあえなく初戦で敗退してなんとも悔しい今日このごろですが、気を取り直して次の対戦に望みます。 またこの日は、現在3勝で今季最多勝の笹本の結婚式が執り行われました。 笹本君結婚おめでとう。 何とか勝利して、結婚に花を添えたいところです。

 今回の相手は、梁瀬の大学時代の同期チーム Slayers のOBで結成された Slayers sepiaです。 大学時代に梁瀬をさんざんヘナチョコ扱いしたOBの皆さんですが、 果たしてどんなチームを作ってきたのでしょうか。

 先攻は Slayers sepia の先攻で始まりました。 Blue Wings 先発は、前述の通り笹本も欠場しているため、 また仮に負けた時に相手に思いっきり馬鹿にしてもらうため、 相変わらず肩の不調を訴える梁瀬を無理矢理マウンドに上げました。 往年のスピードボールは投げられないので、 変化球で打たせて取るピッチングで凌ぎきるしかありません。 しかし、相手は梁瀬を散々見下しているためか、 初球から手を出しては凡退し、わずか2球で2アウト。 さらに続く3番は3球三振に倒れ、たったの5球であっさり初回の攻撃を終えます。

 これに対して Blue Wings は1番竹原がサードゴロを打ちますが悪送球で出塁、 続く小網が四球でいきなりノーアウト1・2塁のチャンス。 ここで今年絶不調の梁瀬が期待通り(?)打ち損じてサードゴロになりますが、 姑息な梁瀬はサードの送球にわざと当たるように走塁して、 見事に狙い通り頭に球を当ててエラーとし、竹原が生還して1点を先制します。 続く舞嶽は三振に倒れますが、 5番宮沢が打った浅めのライトフライに小網が好走塁を見せ、 タッチアップで2点目を追加します。 結局チャンスからヒットは出なかったものの、 Slayers sepia のエラーに突け込んで初回から2点差をつけます。

 Blue Wings は対照的に堅守で打たせて取るピッチングの梁瀬を助けます。 2回の表、先頭の4番山田君のフェンス際のファーストフライを舞嶽がガッチリ掴んでアウトにすると、 早川が先発に回ることが多くなってサードが定着しつつある樋口もなんなくサードゴロをさばき、 レフト小網もグラブから白いボールをはみ出させながらもガッチリとフライをキャッチ、 1回に続いて3者凡退に切って取ります。

 これに対して2回の裏、Blue Wings は2つの四球と3つのエラー、 そして首位打者竹原のツキも味方したポテンヒットで4点を追加し、 リードを大きく広げます。 しかし、満塁のチャンスからクリーンナップが相次いで凡退しているのが気になります。

 3回の表、ここまで好投というか相手の拙攻に助けられてきた梁瀬ですが、 さすがに Slayers sepia もじっくり球を見るようになり、 いきなり先頭打者が四球を選びます。 1アウト後、またまた四球を出してこの試合初めてピンチを迎えます。 ここで1番高崎君が低めに落ちるカーブを上手く救ってセンター前に運び、 ようやく1点を返します。 さらに3塁まで進んだ高崎君は、 キャッチャー宮沢がバッターの頭越しに山なりの返球を投げた隙に果敢にホームスチールを敢行、 見事2点目をゲットします。 さらに Slayers sepia のチャンスは続きますが、 3番強打者井上君の打ち損じたファールフライを宮沢が今度はいい反応でキャッチして Slayers sepia の反撃を断ちきり、怠慢プレーの汚名をそそぎます。

 Blue Wings は3回の裏にも下位打線の住吉・垂井のヒット等で1点を追加、 さらに4回裏には代わった2番手投手に襲い掛かり5点を追加、試合を決定付けると 同時に時間切れでゲームセット、Blue Wings の圧勝で終わりました。

 Slayers sepia は守備の乱れが目立ち自滅した形となりましたが、 結成されたばかりのチームですのでこれはいたしかたないでしょう。 野球経験は豊富な人間ばかりですからまとまってくれば強いチームになるはずです。 これに対して、Blue Wings はなかなか堅い守備を見せて、 危なげない試合でした。 特に Slayers sepia は6つのサードゴロのうち4つをエラー、 Blue Wings は4つのサードゴロをすべてアウトにしており、 この辺にはっきりと差が出ました。 しかし守備に反して不甲斐ないのは梁瀬・舞嶽・宮沢のクリーンナップで、 ヒットは宮沢のわずか1本、 3人で得点圏にランナーをおいての打席を8回迎えて全て凡退という有り様です。 これでは勝ったからといって喜んではいられません。 特に梁瀬の不調ぶりは目に余ります。 早く去年までのような打棒が復活することを望みます。

 ということで、ヒルマン疑惑だ戦力外通告だと散々たたかれながらも、 梁瀬が堂々のハーラーダービートップに並ぶ3勝目をマークしました。 毎回力投をしながらも報われず1勝にとどまっている早川の立場はいったいどうなってしまうのでしょう。 次こそは早川に勝たせてやりたいものです。

 

竹原
 首位打者の勢いでポテチンながらも2安打 出塁率10割

 梁瀬
 軟投派に転身 無難なピッチングで3勝目
 樋口
 相手からも賞賛される堅実な守備 あとは打撃に期待
 佐々木・住吉・垂井
 不甲斐ないクリーンナップを尻目に好打で貢献

 梁瀬
 ヘディングで先制点 サッカーじゃないっちゅうの
 

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