'97鎌倉地区野球王座決定戦 準決勝結果

97年 10月 11日 12:30〜 球場 富士塚 天候 晴れ

  鎌菱会OB VS. Blue Wings

Team 1 2 3 4 5 6
00 31 31 8
20 00 02 4

8-4 で 鎌菱会OB の勝ち
笹本    

   チーム成績
    25打席 25打数 7安打(打率 .280) 4得点 3盗塁   3残塁
      6回 8失点(防御率 4.67)

 

   打撃成績


 



 



 

 

 









 



 

 

 

 

 

 








3染谷.333331110020.667100002.33300###
1笹本.3333301000100.33100000.33310.000
8梁瀬.6673322200411.33000000.66721.500
4舞嶽.000330000000.000100000.0030.000
5早川.6673312200421.33000001.667221.00
6竹原.333330100011.333000001.33321.500
7北尾.000330000000.000200000.0010.000
9佐々木.000220000000.000000000.0000###
2宮沢.000220000000.000100000.00000###
チーム成績.280252547500124.480600004.280114.364

 

   投手成績

投手 投球回数 投球数 自責点 失点 防御率 被安打 奪三振 四死球 暴投 ボーク
笹本 5   4 7 5.60 6 2 4   
梁瀬 1   0 1 0.00 0 1 3   

 

鎌菱会OB貫禄の勝利

 大接戦をモノにし、準決勝まで進出した Blue Wings の 次なる相手は、予想通り優勝候補No.1の鎌菱会OBチームです。 毎年この大会だけ集まるオヤジ共(中には現役の方もいるようですが)、 一筋縄ではいきませんが、果たしてどこまで善戦できるでしょうか?

 先攻は鎌菱会OBBlue Wings の先発は笹本です。 初回、いきなり1アウト満塁のピンチを招きますが、 切れのあるカーブで後続を打ち取り、0点に抑えます。 逆にその裏 Blue Wings は、高平に代わって急遽先発に入ってもらった 先頭打者染谷がいきなりレフトオーバーの2ベースでチャンスを作ります。 すると、前の試合で不調だった3番梁瀬と、自称ダメ夫君の5番早川も奮起し、 この3人の放った3本の2ベースヒットで2点を先制します。

 笹本は2点をもらって気をよくしたのか2回表は3者凡退に切って取ります。 しかし、一方の Blue Wings 打線は、 強敵相手に優位に試合を展開していることで油断したのか、 またまた「初回に点を取ると追加点が取れなくなる病」が顔を出してしまい、 2回から5回までの間にヒットは笹本のショート内野安打のみのわずか1本、 しかも2回・4回・5回と3者凡退とまったく沈黙してしまいます。

 逆に、鎌菱会OBは3回裏にようやくその本来の力を見せはじめます。 ヒットと四球でノーアウト1・2塁とすると、 意表を突いたセーフティバントでサード早川のエラーを誘い満塁とします。 これで集中力が切れたのか1アウト後に四球で押し出しを与え、 さらにセンター前2点タイムリーヒットで一挙に逆転されてしまいます。

 これで試合の流れは完全に鎌菱会OBに傾いてしまいます。 Blue Wings は悪送球や後逸、ベースカバーに遅れるなどまずい守備が続き、 さらに笹本も思うようにストライクが取れなくなり、 またストレートが真ん中に入って打たれるという悪いパターンに陥ります。 さらに、本来の調子を取り戻した鎌菱会OBは、 セカンドランナーがショートゴロを補球寸前まで立ち止まって邪魔をしたり、 キャッチャーフライを取りに行った宮沢にバッターが突進して遮ったり、 笹本のセットポジションをボークだとわめきたてるなど、 まるで水島新次の漫画に出てくるような姑息な技の応酬で攻め立て、 6回までで8点を奪います。

 時間的に最終回となった6回の裏、 しかし Blue Wings は2回戦と同じような最後の粘りを見せます。 初回と同じく、梁瀬が2ベース、 そして対照的にこの試合は不振の舞嶽は倒れますが早川が2ベースを放ち、 さらに竹原のセンター前ヒットで2点を返します。 続く北尾の打球もセンターへの大きな当たりでしたが、 さすがに守備の堅い鎌菱会OBがガッチリ掴んでゲームセット。 Blue Wings は決勝進出はなりませんでした。

 初回の勢いは行けそうだった Blue Wings ですが、 鎌菱会OBのペースに翻弄され、 攻守にわたってまずい面が出てしまい、 自滅に近い形で負けてしまいました。 いざという時に慌てて普段のプレーができていない、 という場面が多かったと思います。 ただ取って投げるだけではなく、一つ上のレベルのプレーが できるように心がけましょう。

 さて、次の大会はこちらも恒例寮対抗ソフトボール大会です。 こちらは今度こそ悲願の優勝を目指して頑張りましょう。

 

該当者なし
 

 梁瀬・早川
 前の試合の汚名を返上する2本ずつの2ベースヒット

 梁瀬・舞嶽・早川
 何故か噛み合わないクリーンアップ
 

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